第四回目の練習
7月19日 高槻現代劇場 市民会館305号室にて第4回目の練習でした。 混声合唱のための五つの日本民謡から「五ツ木の子守歌」、合唱組曲 五つの童画より「ほら貝の笛」、混声合唱と2台のピアノのための「であい」、唱歌の四季より全曲 を練習しました。
三善作品を歌うとその情景が脳裏に現れ その感情がふうっと心に染み入ってきます。
「五つの童画」高田敏子さんの詩法に三善先生の音楽。 三善先生のお言葉には “人間と地球全体をくるむ愛を歌う、というテーマに、少しばかりのフィクティシャスな寓意をはさみこませていただいた。それが、どの詩にも破滅や絶望、失意の相をもたらしたと思いますが、私をそれらを胎生の糧としない愛を信じることができません。” と語っておられます。
この本は残念なことに3年前に絶版となり、入手が困難な状況となっておりました。
しかしパナムジカでは、復刊を望む多くの声にお応えするべく「五つの童画」を出版されることになりました。合唱の名曲集をこれからも手に入れられるようになって良かったですね。
「であい」では 人は人としてつながっている。さよならは信じていることの証。
そんな歌を歌いながら そこに居たそれぞれの人が過去の出会いと別れを思い浮かべて そして愛する人たちへの思いも湧いて出たのではと・・・・・